外交部(外務省)の汪文斌報道官は9日の定例記者会見で、米大統領選の結果に関する質問に対し、「中国側はバイデン氏がすでに勝利を宣言したことに留意している。大統領選の結果は米国の法律と手続きに従って確定されるものと理解している」と述べた。
祝電を送る時期について問われると、汪報道官は「中国側は国際的慣例に従い取り扱う。我々はかねてより、中米双方は意思疎通と対話を強化し、相互尊重を基礎に意見の相違を管理・コントロールし、互恵を基礎に協力を拡大し、中米関係の健全で安定した発展を推進すべきだと主張している」と述べた。
また、バイデン氏の施政綱領の中米関係への影響について見解を問われると、「関係する問題における中国側の立場は一貫した明確なものであり、国家の主権・安全・発展上の利益を守る決意は確固不動たるものだ。米新政権が中国側と向き合って進むことを希望する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年11月10日