中共中央政治局は11月30日午後、知的財産権保護の取り組みの強化について第25回集団学習を行った。習近平総書記は「知的財産権保護の取り組みは国家ガバナンスのシステムと能力の現代化、質の高い発展、国民生活の幸福、国の対外開放の大局、そして国の安全に関係する。社会主義現代化国家を全面的に建設するには、国家戦略の観点及び新たな発展段階に入るという要請に立ち、知的財産権保護の取り組みを全面的に強化し、現代的経済システムの構築を促進し、社会全体のイノベーションの活力を引き出し、新たな発展構造の構築を推進しなければならない」と強調した。新華社が伝えた。
習総書記は「イノベーションは発展を先導する最大の原動力であり、知的財産権を保護することがイノベーションを保護することになる。中国共産党第19期五中全会『提議』は、知的財産権保護の取り組みの強化に対して明確な要求をした。現在、中国は知的財産権導入大国から知的財産権創造大国へと転換しつつあり、知的財産権の取り組みは数量追求から質的向上へと転換しつつある。我々は中国における知的財産権保護の取り組みの状況と課題を見極め、成果を総括し、いたらぬ点を探り、知的財産権保護の取り組みの重要性に対する認識を高め、知的財産権保護の取り組みを強化することで、新発展理念の貫徹、新発展構造の構築、質の高い発展の推進を力強く保障する必要がある」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年12月2日