上海地下鉄人民広場駅では3月3日から、複数のタッチパネル式券売機に、「デジタル人民元」による支払方式が導入された。これらの自販機で、購入したいチケットをタッチすると、「微信支付(WeChatペイ)」、「支付宝(アリペイ)」、「銀聯雲閃付(モバイル・クイックパス)」、「デジタル人民元」という4種類の支払方法が画面に登場する。このうち「デジタル人民元」をタッチしてQRコードをスキャンすると、デジタル人民元での購入手続きが完了する。
「デジタル人民元」は、中国人民銀行が発行する国により信用が裏付けられた法定通貨で、デジタル形式の人民元となる。デジタル人民元は、一部の現金に相当するが、全ての紙幣に取って変わるものではないと位置づけられており、電子版人民元という理解が妥当であり、機能の属性は現金と同様で、オンライン・オフラインの取引に使用できる。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年3月4日
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