春節(旧正月、今年は2月12日)を1週間後に控え、春節休暇期間中の北京市における飲食業界に新型コロナウイルス対策を指導すべく、北京市商務局は「飲食店での会食ガイド」を制定し、市民に対して、不急不要の会食を控えるほか、会食する場合は人数は10人以下で、2時間以内にするよう呼び掛けた。北京日報が報じた。
「ガイド」は、不急不要の会食は避け、必要な場合はできるだけ少人数にするよう呼び掛けている。インフルエンザの症状や発熱、呼吸器症状などがある場合、また最近、呼吸器感染症患者と濃厚接触がある場合は会食に参加しないようにと注意を呼びかけているほか、子供や妊婦、慢性疾患を抱える高齢者なども会食には参加しないようにと呼びかけている。
経営・サービスの管理の面で、「ガイド」は、「飲食店経営者はサービス研修を強化し、コールドチェーンで輸送される食品の新型コロナウイルス対策を徹底して講じなければならない。また、オフラインで人が集まるような販売促進イベントは企画してはならず、非接触式の注文、決済、取りばし、取りさじなどを提供するよう推奨する」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年2月5日