米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手は17日、トロントでのブルージェイズ戦に「5番・左翼」で先発し、4打数1安打だった。内容は二ゴロ、三邪飛、二塁内野安打、中飛で、打率は2割9分9厘。八回の守りでは左中間の当たりを好捕した。ヤンキースは1-0で逃げ切り6連勝。(共同)
〇…前日(16日)は11-10の乱戦をものにしたヤンキースが、この日は1-0で勝った。
会心の投球を見せたチャコンが「信じられない」と振り返ったのが八回一死に松井秀が見せたプレーだった。左中間の飛球を追いかけ、走りながら低い位置で捕球した。「打った瞬間は分からなかった。とりあえず落下地点まで行ってから見ようと思った」。目測は正しかった。
トーリ監督は「カノのプレー(八回無死で二遊間のゴロを好捕)も大きかったが、その後のマツイはもっと大きい。それほど勢いはなかったけど逃げていく打球」とうなった。打つ方は内野安打だけだったが、守備で貢献。連勝は6に伸びた。(トロント共同)