◇高橋の記録を抜く
国際陸連は26日、女子マラソンの野口みずき(グローバリー)が2時間19分12秒の日本記録を樹立したベルリン・マラソン(25日)の通過タイムで、25キロの1時間22分12秒と30キロの1時間38分48秒が世界新記録であると発表した。
従来の記録は25キロが1時間22分31秒で、30キロが1時間39分2秒。ともに高橋尚子(ファイテン、当時積水化学)が2001年のベルリン・マラソンで2時間19分46秒の世界最高(当時)で走った際にマークしていた。
国際陸連では高低差やコースの設定等、一定の基準を満たしていれば、通過タイムも世界記録として公認している。【共同】