日本陸連は12日の理事会で、08年北京五輪の代表選考基準を決めた。マラソン(代表枠=男女各3)の代表選考会には今夏の世界陸上選手権大阪大会のほか、男子は福岡国際(12月2日)▽東京(来年2月17日)▽びわ湖毎日(来年3月2日)、女子は東京国際(11月18日)▽大阪国際(来年1月27日)▽名古屋国際(来年3月9日)を加え、それぞれ4大会を指定した。
世界選手権でメダルを獲得して日本人最上位になれば内定。それ以外の代表は各大会の上位者の中から選考する。沢木啓祐強化委員長は「選考会の成績だけで(優劣が)判断できない場合は過去の実績も加味する」との方針を示した。
マラソン以外の種目は世界選手権と、来年の日本選手権など国内主要大会が選考対象。世界選手権で8位以内に入賞して日本人最上位になれば内定。国際陸上競技連盟が定める参加標準記録Aを突破し、来年の日本選手権で優勝した選手も優先的に選ぶ。
毎日新聞 2007年3月12日 18時15分