茨城県小川町で、新たに7つの養鶏場から鳥インフルエンザの抗体が検出され、合わせて27万羽のニワトリが処分されることになりました。
検出された抗体はいずれも毒性が弱いタイプですが、農林水産省ではこれらの養鶏場のうち開放型の鶏舎にいるニワトリは感染拡大をもたらす可能性が否定できないと判断、合わせて27万羽を処分する方針です。
茨城県の鳥インフルエンザ問題では、30日にも同じ小川町にある別の7つの養鶏場から抗体が検出され、50万羽の処分が決定したばかりです。
農水省では、これまでに抗体が検出された29の養鶏場のうち15カ所が小川町内に集中していることから、この地域に感染の中心があった可能性が高いとみて詳しい調査を行うことにしています。