那覇市の小1男児(6)が7日夜にスーツケースの中で熱中症で死亡しているのが見つかった。那覇署が経緯を調べたところ、男児が友人の小2男児(7)と遊んでいてスーツケースの中に入り、開けられなくなったことが原因と判明。小2男児は怖くなってそのまま帰宅していたが、ショックを受けており、同署はケアが必要として県中央児童相談所に通告した。
調べでは、2人は学校から帰った7日午後3時ごろから小1男児宅で遊んでいた。スーツケースを押して転がし、追いかけっこをしているうちに、小1男児が自分で開けて中に入り「閉めて」と頼んだという。小2男児が閉めたが開け方が分からず、同4時ごろに帰宅し、両親にも話さなかったという。【三森輝久】