米大リーグのリーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)は15日、ナ、ア両リーグの2試合が行われ、アナハイムでのアのエンゼルス(西地区1位)-ホワイトソックス(中地区1位)はホワイトソックスが8-2で3連勝、対戦成績を3勝1敗として46年ぶりのワールドシリーズ進出へあと1勝とした。
井口資仁内野手は「2番・二塁」で先発し、死球、二飛、中飛の後、2打席連続の空振り三振。ホワイトソックスは一回、死球の井口らの積極的な走塁で好機を広げ、コナーコが2試合連続本塁打して3点を先制。その後も加点する一方、ガルシアが完投でエンゼルスの反撃を抑えた。
ナのアストロズ(ワイルドカード=最高勝率2位球団)-カージナルス(中地区1位)第3戦はヒューストンで行われ、アストロズが4-3で勝ち、対戦成績を2勝1敗とリードした。
カージナルスの田口壮外野手は「2番・左翼」で今プレーオフで初めて先発出場したが、空振り三振、中飛、右飛、空振り三振で4打数無安打だった。
アストロズは先発クレメンスが6回を2点に抑えると、その後2投手の継投で逃げ切った。第4戦は16日に行われる。(共同)