漫画家らが描いた「絵手紙」を通じて、戦争の悲惨さと平和の大切さを伝える展覧会「さいたま市平和展」が3~6日、JR浦和駅西口のコルソ7階ホールで開かれる。
赤塚不二夫、松本零士、やなせたかしの各氏、黒柳徹子さんら、漫画家や作家119人が「私の8月15日」をテーマに描いた絵手紙計142点を展示する。平和展は毎年、市が所蔵する戦争遺品などを展示するが、終戦60年と北沢楽天没後50年にあたる今年は絵手紙展示が企画された。市総務課は「市の文化である漫画を通して、平和や戦争について考えてほしい」と話している。午前10時~午後6時。入場無料。問い合わせは同課(048・829・1083)まで。