北京アニメ・漫画・ゲーム産業協会が17日に明らかにしたところによると、2020年に北京のアニメ・漫画・ゲーム産業の総生産高は約1063億元(約16.0円)に上り、19年の806億元と比べて32%増加し、全国アニメ・漫画・ゲーム産業の19.3%を占めた。新華社が伝えた。
20年は新型コロナウイルス感染症の影響により、自宅でデジタルのエンターテインメントの消費という新たな需要が喚起され、ユーザーも消費時間も増加して、北京の同産業の成長を牽引した主な要因になった。北京の1063億元のうち、アニメ・漫画産業の総生産高は168億7100万元、ゲーム産業の総生産高は894億2900万元だった。
海外市場を積極的に開拓したことが、北京のゲーム産業のかねてからの優位性であり特徴だ。北京の企業が独自開発したオンラインゲーム商品は100を超える国と地域に進出し、世界ゲーム市場で重要な位置を占める。データによれば、20年の北京のゲーム輸出総額は前年比30%増の419億2900万元に上った。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年1月18日