FA宣言したソフトバンクの城島健司捕手(29)は6日、米大リーグ球団との移籍交渉に向け、米国のスポーツマネジメント会社「CSMG」と代理人契約を結んだことを明らかにした。担当は、ランディ・ジョンソンや田口壮選手を受け持つアラン・ニール氏。
ファン感謝イベントの後に会見した城島は、手続きが進んだことに「(結論を出すまでに)一つ一つ段階を登っている」と話したが、渡米の時期については「代理人に任せている」と明らかにしなかった。
現在の心境について「これといって変わりはない。FA宣言をしただけで移籍と、とられてしまうのでは……。選択の幅が広がっただけ」と、これまでの考え方を繰り返した。
8日にコミッショナーがFA宣言をした選手を公示し、9日からすべての球団との交渉が解禁される。【百留康隆】