聯合ニュースによると、韓国の農林省当局者は13日、米国産牛肉の輸入再開の是非を話し合う家畜防疫協議会を29日に開催すると述べた。
同当局者は「米国産牛肉の輸入再開の是非は政府だけでは決められず、家畜防疫協議会の合意が必要だが、輸入再開について方針はまだ決まっていない」としている。
しかし、日本でも年内に米国産牛肉が輸入再開される可能性が出ていることから、安全性に問題がなければ輸入再開されるのではないかとの見方も出ている。韓国政府が17日の米韓首脳会談前に協議会開催を決めた点が注目される。
同協議会は政府関係者4人と生産者団体、消費者団体、獣医科大学教授ら計16人から構成される。
韓国は2003年には通関ベースで19万9443トンの米国産牛肉を輸入、輸入牛肉全体の約68%を占めた。(ソウル共同)