日本ハムの入来祐作投手(33)がポスティング・システム(入札制度)を使って大リーグに挑戦する意向を固めたことが15日、分かった。一両日中に球団側へ意向を伝える。今季は20試合に先発し、メジャーでの評価基準となる「6回3失点」を12試合で記録したことから挑戦に踏み切った。巨人から03年オフにトレードで加入した際に、無条件でポスティング行使を認める契約を結んでおり、すでに医師やトレーナーによる英文のメディカル・レコード作成に着手している。今年、札幌市内に一軒家を購入するなど「北海道への愛着は強い」と話していた入来だが、夢を追う道を選択した。
≪Dバックスとの業務提携解消も≫日本ハムが、大リーグ・ダイヤモンドバックスとの業務提携の解消を視野に入れていることが分かった。3年契約が今年で満了となるが、小嶋武士オーナー代行は「こちらの要求がのんでもらえなければ、更新しないケースもある」と言及。これまでは提携業務を進める上での明確な窓口が存在せず、依頼したスカウティングリポートの作成が滞るなどの“不具合”が多数生じていた。