W杯組織委員会のベッケンバウアー会長は、ホスト国ドイツが決勝進出を逃したことに落胆しながらも「ドイツ代表はここまでよくやった。イタリアは決勝進出に値するチームだった」と延長の熱戦を演じた両チームをたたえた。ドイツのテレビ局に語った。
元ドイツ代表の選手としても、監督としても優勝しているベッケンバウアー会長は、大会前まではドイツのクリンスマン監督の采配(さいはい)に批判的だったとされる。しかし若いチームを率いて4強入りした同監督を評価し直し「彼はチームにいい影響を与えたし、選手も信頼している。今後も監督を続けてほしい」と述べ、後輩監督の続投を支持した。(共同)
毎日新聞 2006年7月5日 8時43分