24日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は好調な企業決算などを受けて小幅続伸、前日比10.97ドル高の1万2127.88ドルで取引を終え、終値の最高値を2日連続で更新した。ハイテク株主体のナスダック総合指数は10.72ポイント安の2344.84。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで積極的な取引が控えられる中、ダウ平均は前日の終値をはさんでもみ合った。高値警戒感からいったん利益を確定する売り圧力もあったが、米航空・宇宙機器大手ロッキード・マーチンなど堅調な企業業績を材料に取引終了にかけて上昇。一時1万2133.80ドルをつけ、取引時間中の最高値も更新した。(ニューヨーク共同)
毎日新聞 2006年10月25日