【ワシントン木村旬】25日午前のニューヨーク株式市場は、米企業の堅調な決算を受けてダウ工業株30種平均が一時、前日終値比12.08ドル高の1万2139.96ドルと、前日につけた取引時間中の史上最高値(1万2133.80ドル)を更新した。ただ、その後は利益確定の売りが広がって、午前11時半時点は同32.98ドル安の1万2094.90ドル。
米連邦準備制度理事会(FRB)が同日午後に発表する連邦公開市場委員会の声明内容を見極めたいとの思惑も強く、積極的な取引が手控えられている。
毎日新聞 2006年10月26日