25日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸、前日比6.80ドル高の1万2134.68ドルで取引を終え、3日連続で終値の史上最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合指数は11.75ポイント高の2356.59。
原油先物相場の急騰などを背景に売り注文が先行したが、米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利の据え置き決定を受けて上昇傾向に転じた。一時1万2147.97ドルをつけ、取引時間中の最高値も更新した。
決算発表したゼネラル・モーターズ(GM)の株が、リストラ策による今後の業績改善効果は限定的との見方から大幅下落し、ダウ平均の伸び悩みにつながった。(ニューヨーク共同)
毎日新聞 2006年10月26日