韓国山岳会は22日、成功すれば世界最高齢となる74歳の登山家を含め60歳以上の8人で構成する「シルバー登山隊」を編成し、5月に世界最高峰のエベレスト(8850メートル)登頂を試みると明らかにした。
実際には若い支援要員も同行するものの、同会は、60歳以上の人ばかりで構成する登山隊がエベレスト登頂に挑むのは世界でも初めてとしている。
これまでのエベレスト登頂の最高齢者は、昨年5月17日に70歳7カ月と13日で登頂に成功した日本の荒山孝郎さん。韓国のシルバー登山隊は1932年生まれの車載鉉さん(74)を最年長に、一番若い金相洪さん(60)まで計8人。
韓国山岳会は計画について「シルバー世代は最も激動の時代を生き、苦労した世代。その世代のさらなる気概を見せようという挑戦だ」としている。(共同)
毎日新聞 2007年3月23日 0時37分