民主党など与党側は、来年度予算案の今月中の衆議院通過を目指していましたが、国会運営をめぐる野党側の強い反発を受け、月内の衆院通過を断念、年度内に自然成立する期限となる来月2日までの衆院通過を目指すことになりました。
衆議院の予算委員会では、来年度予算案の採決の前提となる「中央公聴会」を、来週24日に開催することを与党の賛成多数で決めました。
これに対し野党・自民党は、「与党の要求のみに耳を傾けて一方的に公聴会の開催を議決した」などとして、予算委員会の鹿野委員長の「解任決議案」を提出するなど、反発を強めています。
与党側は18日の本会議でこの「解任決議案」を否決し、来月2日までに来年度予算案の衆議院通過を図り、年度内成立を確実にしたい考えです。(18日00:00)