民主党の小沢幹事長が政治資金規正法違反事件をめぐり、検察審査会から「起訴相当」の議決を受けたことについて、前原国土交通大臣は「参議院選挙に影響はある」と述べ、自発的に辞任すべきという考えを示しました。
「(Q.小沢幹事長「起訴相当」は参院選挙に影響は?)私は影響はあると思います。3人の秘書が逮捕されていることについては、やはり私は(小沢幹事長に)責任があると思います。出処進退については、責任ある立場の人は私は本人が決断すべきだと」(前原誠司 国交相)
ワシントンを訪問中の前原大臣は「検察の判断を見守る必要性がある」とした上でこのように述べ、小沢幹事長は自発的に辞任すべきという考えを示しました。
また、30日の閣議後の会見でも・・・。
「影響がないわけはないというのは間違いないというふうに思います。幹事長の一番の役割は、選挙に勝つということだと思いますので、そのことを踏まえていろいろと、お考えになっていると思います」(枝野幸男 行政刷新相)
「小沢幹事長ご本人が、もう少し国民の皆さんに説明をされることが必要ではないかと。国民の皆さんが納得される状況になっていないことは、やはり参院選への影響も心配される」(菅直人 財務相)
「額面通り、前原国交相がもしそう言ったとすれば、受け取っておいたらいいんじゃないのでしょうか。ご本人あるいは鳩山総理との、お2人で判断されるべき事柄であるというのは、これはもう一般論としてもそのとおりでしょうから」(仙谷由人 国家戦略相)
(30日11:08)