社民党の福島党首は、沖縄県の普天間基地移設問題で、政府が県内移設でアメリカ政府と合意した場合、連立政権を離脱する方針を固めたとの一部報道について、「今は全力を挙げてがんばる時だ」と述べました。
「社民党が頑張るときですが、鳩山総理と共に、全力を挙げて普天間基地の問題で頑張るべきときです。ですから連立離脱なんてことは全くありませんし、今は頑張りどきです」(社民党・福島みずほ党首)
その上で福島氏は、「社民党は辺野古の沿岸部を埋め立てる案や修正案に反対だ」と述べて、県内移設に改めて反対する考えを示しました。
また、現行案のまま決着した場合の連立離脱の可能性に言及した昨年12月の自らの発言については、「言ったことは変らない」とも述べました。(29日15:09)