5月1日を前に、全国で労働者の祭典「メーデー」の行事が行われています。政権交代後初のメーデー。東京・代々木公園の会場には鳩山総理らも出席しました。
「時計の針を逆に戻そうという力が、徐々に強まってきている。でも私たちは皆さんとともに、時計の針を正しく、もっと進めていかなければならない」(鳩山首相)
連合の中央大会には、およそ3万3000人が集まり、鳩山総理や長妻厚生労働大臣ら閣僚も出席しました。
支持率の低迷が続く中、民主党の支持母体である連合の古賀会長は、「国民の生活を重視する社会への変革は始まったばかりだ」などと訴えました。
「僕らがつくった政権ですから、最後までしっかり頑張ってもらわないと」「選挙で約束したことをしっかりやってもらえればいいなと」(参加者)
厳しい雇用情勢が続く中、参加者からは鳩山政権に期待を寄せる一方、公約実現に向けて全力を尽くして欲しいといった声も聞かれました。(29日12:14)