三菱自動車の今年3月期の決算は、世界的な販売の落ち込みで売上高が減少したものの、大幅なコスト削減を進めた結果、2期ぶりに最終黒字を確保しました。
三菱自動車が発表した今年3月期の連結決算は、ヨーロッパや北米を中心に全世界で販売が落ち込んだことや為替相場が円高が進んだ影響で、売上高は1兆4456億円と前の年度に比べて27%減少しました。
ただ、宣伝広告費や研究開発費などを大幅に削減した結果、最終損益は48億円の黒字となり、549億円の最終赤字を計上した前の年度から黒字に転換しました。
一方、マツダの3月期の連結決算は売上高が2兆1639億円と14.7%減少し、最終損益は64億円の赤字となりましたが、赤字幅は前年度の714億円から大幅に縮小しています。(27日21:41)