アメリカ航空大手のユナイテッド航空と、コンチネンタル航空が合併する見通しだと複数のアメリカメディアが伝えています。

　ウォールストリートジャーナルやＡＰ通信は２９日、アメリカ航空業界３位のユナイテッド航空の親会社ＵＡＬと、４位のコンチネンタル航空が合併することで合意に達する見通しだと伝えました。

　両社は１日以降、取締役会などを開き最終的な社内協議を経た上で、早ければ来週月曜日に正式発表する見通しだということです。

　合併後の新会社は現在「ユナイテッド」の本拠地であるシカゴに本社を置き、会社名も「ユナイテッド」となる予定で、新会社の経営トップには、コンチネンタルの会長が就任する見通しであると伝えています。合併が実現すれば、売り上げ高でこれまでトップのデルタ航空を抜き、世界最大の航空会社が誕生することになります。（30日12:59）