京都五花街の一つ、上七軒(京都市上京区)の歌舞練場で19日、毎春恒例の舞踊公演「北野をどり」の衣装合わせがあり、あでやかな本番用の衣装に身を包んだ舞妓(まいこ)や芸妓(げいこ)が写真撮影に臨んだ。
桜やチョウのかんざしを挿した舞妓ら24人が舞台に上がり、扇子を手にそろいのポーズを取った。
公演は3部構成。苦難を乗り越え芸に生きる出雲の阿国を取り上げた舞踊劇「四條かぶき」、純舞踊「舞姿つなぎ団子」に続き、芸舞妓がそろって踊る「上七軒夜曲」でフィナーレを迎える。
3月25日~4月7日の1日2回公演。お茶席券付き4800円で2800円の学生割引もある。〔共同〕