広島が2日、沖縄県沖縄市でキャンプを終了した。12球団最後の打ち上げで緒方新監督は「あっという間に終わった気がする。選手がしんどい練習に耐えて、頑張ってくれた」と総括した。
米球界から8年ぶり復帰の黒田は2月18日に始まった2次キャンプで合流。開幕投手に指名された前田らと順調に調整し「けがなくここまでこられたのが一番。やりたいこともある程度できた」と充実の表情を浮かべた。4日にマツダスタジアムでシート打撃に登板。その後、初の対外試合となるオープン戦に臨む予定。
新加入のザガースキーが序盤に右足首を捻挫するなど、外国選手には不安が残る。終盤に右膝を負傷したエルドレッドについて、緒方監督は「復帰のめどが立っていない」と話した。〔共同〕