【シドニー=沢木祐二】6日のシドニー外国為替市場で、円相場は前日同時点(119円65~75銭)から45銭円安・ドル高の1ドル=120円10~20銭で始まった。
ユーロ円相場は前日同時点(132円75~85銭)から30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=132円45~55銭で推移している。
オーストラリア(豪)ドルは対ドルで前日同時点(0.7815~0.7825ドル)から反落し、1豪ドル=0.7770~0.7780ドル。「前日の講演で豪中銀のフィリップ・ロウ副総裁が豪ドルは適正な水準にあると発言したと受け止められ、豪ドルは一時上昇した。しかしその後、経済状態に対して豪ドルは依然高すぎる水準にあると述べたと理解され、豪ドルは下落に転じた」(バンク・オブ・ニュージーランド)。欧州中央銀行(ECB)が9日から量的金融緩和策を開始すると発表し、ドル買い優勢となったことも豪ドルを下押しした。対円では前日同時点(93円60~70銭)から20銭円高・豪ドル安の1豪ドル=93円40~50銭で始まった。
ニュージーランド(NZ)ドルは前日同時点(0.7595~0.7605ドル)から反落し、1NZドル=0.7480~0.7490ドル。下げ幅は1.51%。対円では前日同時点(90円90銭~91円00銭)から1円05銭円高・NZドル安の、1NZドル=89円85~95銭。