ファミリーマート(8028)とユニーグループ・ホールディングス(8270)は10日、両社の経営統合に向けた協議を始めると発表した。ファミリーMを存続会社とする吸収合併に向け、8月に基本合意書を締結。2016年4月に吸収合併契約を結ぶ。同年5月の株主総会を経て、9月に両社が合併する予定。新会社の名称や所在地、代表者や役員などは今後、協議の上で決める。コンビニ事業のブランドは一本化を検討するという。
傘下のコンビニ事業会社を一体運営し、業界首位のセブン―イレブン・ジャパンを追う。両社のコンビニ店舗数は単純合計で1万7000店超となり、セブン―イレブン・ジャパンを上回る規模となる見通し。
両社は10日、18時から都内で社長が記者会見を開く。ファミリーMの中山勇社長と、ユニーGHDの佐古則男社長が出席する。〔日経QUICKニュース(NQN)〕