【メルボルン=共同】自動車のF1シリーズのオーストラリア・グランプリ(GP)は13日にフリー走行が始まり、全20戦のシーズンが開幕する。マクラーレンへのエンジン供給で7年ぶりに復帰するホンダのF1総責任者、新井康久氏は12日、「まず、きちっとレース運びができるようにしたい。背負っているものの重さは十分理解してここに来ている」と意気込みを述べた。
昨季総合王者のルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)は「いいスタートを切りたいが、シーズンは長いので特別に重要というわけではない」と冷静に話した。総合5連覇を逃してフェラーリに移籍したセバスチャン・フェテル(ドイツ)は「歴史あるチームで走ることができて、とても名誉に感じる」と話した。
10チームが参加して14日に予選、15日に決勝が行われる。