米新政権がパリ協定に復帰するとの見通しについて、中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は19日の定例記者会見で、「中国側は気候変動対策の国際協力に資するあらゆる努力を奨励する。米新政権がパリ協定に復帰し、世界の気候ガバナンスに積極的貢献を果たすことを歓迎し、期待する」と述べた。
【記者】 バイデン新政権が発足後、パリ協定に復帰する大統領令に署名するとの報道について、中国側としてコメントは。
【華報道官】 気候変動問題はグローバルな試練であり、国際社会が力を合わせて対処する必要がある。中国側は気候変動対策の国際協力に資するあらゆる努力を奨励する。我々は引き続き国際社会と共に、気候変動に関するパリ協定を積極的に実行に移し、世界の気候変動対策に一層貢献していく。米新政権がパリ協定に復帰し、世界の気候ガバナンスに積極的貢献を果たすことを歓迎し、期待する。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年1月20日