【シリコンバレー=小川義也】米メディア大手のウォルト・ディズニーは12日、世界的に大ヒットしたアニメ映画「アナと雪の女王」の続編を制作すると発表した。公開時期など詳細は明らかにしていないが、制作陣と出演者は1作目と同じ顔ぶれになるとしている。
同日開いた定時株主総会で、ジョン・ラセター最高クリエーティブ責任者が発表した。2人のプリンセスが主人公のアナ雪は2013年公開。米映画情報サイトのボックス・オフィス・モジョによると、興行収入は全世界で12億7000万ドル(約1540億円)。キャラクターグッズなど関連製品の売り上げは年間10億ドル規模に成長しているという。
一方でSF映画「スター・ウォーズ」の「エピソード8」を17年5月に公開することも明らかにした。今年12月に公開する10年ぶりの新作「エピソード7 フォースの覚醒」の続編になる。ディズニーは12年に制作会社のルーカスフィルムを買収。「7」はディズニー傘下入り後、最初の作品となる。