博報堂は生活習慣病リスクが低い食品に認証マークを付与する事業を始める。独立行政法人の国立循環器病研究センターと協業し、外食やコンビニエンスストアからの依頼を受けて商品の成分を調査。心臓病などのリスクが一定基準以下のものを認証する。認証を受けた企業はメニューなどにマークを表示できる。健康志向の高い消費者の需要に応える。
認証の対象は外食企業のメニューやコンビニエンスストアの総菜、食事宅配事業者の弁当など。認証を取得した企業には「健康生活認証」と呼ぶマークの使用許諾を有償で与える。塩分や脂質、食物繊維、食事としての味など、複数の要素を検証する。
博報堂は認証事業の窓口となり、認証を取得した企業の広告制作も担う。食品の成分検証や認証作業は国立循環器病研究センターが実施する。