青海省内の石炭、石油、天然ガス、電力などのエネルギー企業6社の生産・供給・保存に関わる情報の全面的接続に伴い、青海省スマートエネルギーセンターがこのほど、正式に稼働開始となった。企業接続数の拡大に伴い、同センターは全省の石炭、石油、ガス、電力の消費量をオンラインでモニタリングできるようになる。全省のエネルギー構造、エネルギー分布、エネルギー経済、エネルギーモニタリング情報を直観的に示し、データにより政府の非再生可能エネルギーの採掘に対する指導を支え、強化することで、エネルギー業界の健全で持続可能な発展を促進する。科技日報が伝えた。
「スマートエネルギーセンターにより、データ統計・分析のオフラインからオンラインへの転換を実現した。人の手による統計のデータの壁、情報の非対称性などの問題を効果的に解消した」。青海省エネルギー監督管理当局のスタッフによると、データサービスプラットフォーム、IoT(モノのインターネット)プラットフォーム、ビッグデータセンターを通じ、全省のエネルギーデータの拡張及び収集・統合を行うことで、データの価値を効果的に高めた。エネルギーの生産、輸送、保存、消費、及びエネルギー市場の深い融合の問題を解消するための力強い支えを提供した。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年12月18日