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2月の食品スーパー売上高、横ばい 医薬・化粧品、日用雑貨で反動

日本スーパーマーケット協会など食品スーパー業界3団体が20日発表した2月の全国食品スーパー売上高(速報値、既存店ベース)は、前年同月と比べ横ばいの7397億円だった。1月までは9カ月連続でプラスだった。総菜や畜産品などの売れ行きは好調だった半面、前年同月に消費増税前の駆け込み需要があった医薬・化粧品や日用雑貨などは落ち込んだ。


品目別では総菜が5.6%伸びた。節分があったことで「恵方巻き」などの販売が伸びた。畜産や水産、青果で構成する生鮮3部門は2.0%増と、水産や畜産の伸びがけん引した。


一方、医薬・化粧品や日用雑貨で構成する「非食品」は4.5%減ったほか、コメや酒類などの「一般食品」の販売も振るわなかった。「昨年の消費増税前に膨らんだ駆け込み需要の反動がみられた」(日本スーパーマーケット協会)という。


地域別はまちまちだった。関東地方(0.3%増)や中部地方(1.3%増)などが増えた一方、北海道・東北地方(2.1%減)や近畿地方(0.2%減)が前年実績を下回った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕


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