【ソウル=加藤宏一】ティモニン駐韓国ロシア大使は、聯合ニュースが2日に報じたインタビューで、5月9日にモスクワで開かれる対ドイツ戦勝70周年記念式典について「南北首脳の出席は自然なことだ」と語り、朴槿恵(パク・クネ)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の出席に期待感を示した。
ティモニン氏は「北朝鮮から(首脳の出席について)肯定的な回答を得ている」と指摘。さらに「指導者がプーチン大統領と会う機会があるだろう」と表明した。在韓米軍が配備を検討している「高高度防衛ミサイル(THAAD)」については「地域の安定に危険を及ぼすと思う」と述べ、反対の姿勢を示した。