米ニューヨークで27日から始まる核拡散防止条約(NPT)再検討会議で、議長を務めるアルジェリアの外交官、タウス・フェルキ氏が4日、被爆地・長崎を訪れた。
長崎市によると、フェルキ氏が同市を訪れるのは初めて。爆心地で献花し、「(原爆投下から)70年の節目に、被爆地を訪問できたことは有意義だった」と述べた。原爆資料館を見学後、田上富久市長を表敬訪問。再検討会議に合わせて現地入りする長崎大の学生らとも交流する。
会議前に被爆地を訪れ、70年前の被爆の惨状について理解を深める目的。3日には広島市を訪れた。〔共同〕