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大阪城の石捨て場か 豊臣・徳川時代の破片出土

作者:佚名  来源:nikkei.com   更新:2015-4-16 14:03:37  点击:  切换到繁體中文

 

大阪城(大阪市中央区)の西側で豊臣期の堀跡などが見つかり、大阪府文化財センターが16日までに発表した。堀跡付近では、石垣に使えず廃棄された石(長さ0.6~1.5メートル)など38点以上が出土。石捨て場とみられ、豊臣期や徳川期の石もあった。


うち4点には墨で丸に線を引いたマークや扇形のような印が記されていた。石工らが管理用に記した可能性があるという。


堀跡は1991年度から調査を実施。今回新たに見つかったのは、幅18メートル、長さ11メートル、深さ2.6メートルで、堀を埋め立てた土からは金箔を張った瓦や陶磁器も見つかった。


秀吉は高齢になってから豊臣家の行く末を案じ、現在の府庁付近に堀を掘削。難攻を誇ったが、大坂冬の陣(1614年)で和睦の条件として埋め立てられた。翌年の夏の陣で城は焼け、徳川家が大規模に埋め立てて城を再建した。


同センターの佐伯博光主査は「夏の陣から400年という節目の年に見つかった。大阪城がどのように造られたのかを考える一端にもなる」としている。


現地説明会は18日午後1~3時で小雨決行。〔共同〕



 

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