【ロサンゼルス=永沢毅】安倍晋三首相は1日夕(日本時間2日午前)、ロサンゼルス市内で米兵の立場から第2次大戦に参加した日系人をまつる記念碑に献花した。1999年に建立されたもので、首相は1万6千人以上の名前が刻まれた日系2世兵士をしのんだ。
これに先立ち首相は日米経済フォーラムで演説し「米国企業はもっともっと日本への投資を増やしてほしい」と呼びかけた。農業や雇用、医療の規制改革など投資促進に向けた環境を整備する考えを強調した。
首相は日米交流関係者との昼食会にも出席。自らの経済政策「アベノミクス」の第3の矢である規制改革などの成長戦略について「第3の矢が的に届いていないと批判をよく浴びるが、私は大学時代にアーチェリー部の一員だった。私の矢は必ず的に当たる」と語った。