5年ぶりの英国総選挙の投開票まであと1日。保守党・労働党の二大政党が大接戦のまま当日を迎えることになりそうだ。選挙戦ではそれほど大きな争点にはならなかったが、今後の英国を占ううえで見過ごせないのが、保守党が公約する欧州連合(EU)離脱の国民投票だ。4月上旬の世論調査では、EU離脱に賛成する人が39%、反対が40%と並んだ。なぜこれだけの英国人が、欧州を混乱に陥れかねないEU離脱を求めるのか。
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