米ハーバード大などの学生が講師となり、教養教育を学ぶ高校生向けのサマースクールが8月、東京都、長野県、徳島県、宮城県の4カ所で開かれる。英語による少人数制講義や大学生との交流を通じ、広い視野で進路を考えてもらおうと、同大学や東京大など国内外の約50大学の学生が企画した。
日程は東京・文京が8月14~22日、長野・小布施町が同14~20日、徳島・牟岐町が同15~21日、宮城・女川町が同14~21日。いずれも合宿形式。公開討論会やワークショップを通じて知見や交流を深める。
実行委員長をつとめる東京大3年の塘田明日香さん(20)は「刺激を受けて、大きく成長できる場所。英語ができなくてもかまわないので、ぜひきてほしい」と話す。
定員は東京80人、長野50人、徳島50人、宮城60人。2回にわたって書類選考する。参加費は6万~8万円。締め切りは1次が25日、2次が6月6日。ホームページ(http://tokyo.h-lab.co/)などで受け付ける。