【セントピーターズバーグ=共同】右手首のけん炎と右前腕部の張りで故障者リスト(DL)入りしているヤンキースの田中将大投手(26)が12日、故障後初めて投球練習を行った。
チームが遠征しているセントピーターズバーグでの試合前に練習用ユニホームでブルペン入りし、ウオームアップ後に捕手を座らせてノーワインドアップとセットポジションから計30球。スプリットやスライダーなど全ての球種を投じた。力強い球を投げた田中は「思っていたより腕を振って投げられたし、力も入れてしっかりと投げられた」と満足げに話した。
田中は4月29日にDL入り。首脳陣は復帰まで約1カ月間を見込んでいる。
大リーグ2年目の今季は開幕投手を務め、4試合に登板して2勝1敗、防御率3.22。