中国の衛星測位システム・北斗3号が完成、開通するにつれて、中国の地理情報産業での応用も加速して推進されている。27日、河北省雄安新区の電力配送の全ての端末デバイスが北斗地理情報メインボードに切り替えられた。中央テレビ網が報じた。
白洋淀など、変電所8ヶ所の時刻同期システムや特定の配電線などの故障インジケータ335セットが北斗のメインボードに切り替えられた。また、雄安新区の変電所18ヶ所、送電線354本の故障インジケータ約600セットにも全て北斗技術が応用された。
取材では、河北省は既に、電力の北斗ベースステーション31ヶ所を建設し、北斗の情報技術を活用して提供する多次元、高精度の地理スペース位置情報サービスが、電力パトロール・メンテナンス、建設、安全管理、運行管理などの分野の利便性をさらに向上させていることが分かった。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年11月28日