日本バスケットボール協会は13日、東京都内で臨時の評議員会、理事会を開き、国際連盟(FIBA)から科された国際試合出場停止処分の解除に向け、日本サッカー協会最高顧問の川淵三郎新会長(78)ら、いずれも外部から招いた理事6人の新体制が発足した。
昨年11月のFIBA処分後、タスクフォース(特別チーム)のチェアマンとして国内男子リーグの統合などを主導してきた川淵氏は記者会見で「FIBAとは連携を密に取りながらやっている」と語り、6月18日からスイスで開かれるFIBA理事会で要請する処分解除について「全く心配していない」と自信を示した。
25人の理事の総辞職を受けて誕生した新体制は理事の数を大幅に減らし、迅速な意思決定を図りながら協会運営の改善を目指す。
処分解除を見据え、来年のリオデジャネイロ五輪予選を兼ねる女子のアジア選手権(8月29日開幕・中国)に向けた日本代表候補として、渡嘉敷来夢選手らが発表された。〔共同〕