日本バスケットボール協会は13日、2016年リオデジャネイロ五輪の予選を兼ねたアジア選手権(8月29日~9月5日・武漢=中国)へ向けた女子の日本代表候補を発表し、米プロリーグ、WNBAのシアトル・ストームと契約した渡嘉敷来夢(23)ら19選手が選出された。
日本代表は国際連盟(FIBA)が協会に科した処分によって、現状では国際試合に出場できないが、処分解除を見据えて6月10日から代表活動を始める予定。解除後は海外チームに親善試合の実施を働きかけるなど、強化を進めていく。
大神雄子前主将(32)=日本協会=は、昨季プレーしていない影響や、世代交代を進めるチーム方針のため、メンバーから外れた。内海知秀監督は「勢いのある選手を選んだ。アジア選手権で優勝して五輪の切符を手にしたい」と力を込めた。〔共同〕