ドラえもんのキーホルダーを受け取る乗客の子供(写真著作権は東方ICが所有のため転載禁止)。
陝西省西安市で路線バスの運転手として働く柴福強さんは、同僚の陳天雄さんと協力して、乗務している路線バス217号線を「ドラえもんバス」に変身させ、子供たちから大好評を得ている。なかにはわざわざこのバスに乗りに来る子供もいるという。柴さんは、「私と陳さんでポケットマネーでドラえもんの人形を500体以上購入し、これまでに子供たちに300体以上をプレゼントした。小さい頃から、まん丸の顔に青色のドラえもんはすごく可愛くて、大好きだった。車内の飾りつけをしようと思いついたとき、まずドラえもんが頭に浮かんだ」と話した。
柴さんは、「西安では来年、第14回中国全国運動会が開催され、観光客がますます増えるだろう。私たちはテーマを決めて車内を飾り付けることで、観光客が西安の人々の熱い思いを感じてくれればと願っている」と続けた。簡単な飾りつけを施しただけでなく、柴さんは車内にドラえもんのキーホルダーも常備し、バスに乗車した子供たちにプレゼントしているという。1ヶ月も経たないうちに、柴さんは300個以上のドラえもんの人形とキーホルダーを子供たちにプレゼントしたという。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年7月31日