中通客車と青島真情巴士科技有限公司が共同開発した「5Gスマート自動運転」路線バスが13日、青島市でテスト走行した。科技日報が伝えた。
同路線バスはスマートインタラクティブ、自主走行、バス・道路協同などの機能を持ち、レベル4に相当する。同バスにはDGPS、レーザーレーダー、ミリ波などの先進的なセンサーが搭載されている。信号を見分け、正確にバス停に停車し、危険の緊急回避、前方横断に関する危険警告といった機能を実現し、自動運転に安全保障を提供する。
筆者が現場を取材したところ、同路線バスには多くのカメラとレーダーが取り付けられ、「目」と「耳」になっていた。例えばバスのAピラーには2台・16本のレーザーレーダーがあり、前方と側面の物体を感知できる。さらにミリ波レーダーで前方の物体までの距離を調べ、走行中のバスの車間距離を保つ。同時に車体の四方に12台の超音波レーダーが取り付けられており、低速停車及び障害物の警報に用いられる。最終的にこれらのセンサーが集めたデータは処理と判断を経て合理的なルートを導き出し、バスが秩序正しく走行し障害物を回避できるように保証する。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年8月14日