サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」が18日、2連覇を狙う女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会(6月6日開幕)に向け、香川県丸亀市内で合宿を開始した。小雨がぱらつく中で約1時間、軽めのメニューを行い、佐々木監督は「チームのベースを高め、W杯につなげたい」と意気込みを述べた。
和気あいあいとした様子で、昨年5月以来の代表復帰となった36歳の澤(INAC神戸)も笑顔でボール回しに加わった。今後は実戦形式の練習に取り組む予定。主将の宮間(岡山湯郷)は「できて当たり前と思っていることを丁寧に見直し、さらに成長した私たちに何ができるかつくり上げていきたい」と話した。
24日に香川県立丸亀競技場でニュージーランドと、28日には南長野運動公園総合球技場でイタリアと国際親善試合を行い、6月1日にカナダへ出発する。〔共同〕