■ミャンマー通信・情報技術省 国営ミャンマー郵電公社(MPT)など同国の3つの携帯電話会社の加入者が6月からSIMカードやプリペイドカードを購入する際、5%の商業税を課されると発表した。
3つの既存携帯電話ネットワークとは、日本のKDDIや住友商事が提携するMPT、ノルウェーのテレノール、カタールのウーレドゥーだ。税制の改正法は4月初めに議会で成立し、間もなく施行される。
ウーレドゥーとテレノールはいずれも2014年の第3四半期に営業を始めた。ミャンマーは人口5100万人で、その約半分が既に国内用の携帯電話を利用している。テレノールには現在640万人、ウーレドゥーには330万人が加盟している。SIMカードの正規価格は1500チャット(約170円)。(ヤンゴン=ウ・トレイン・ラ・トゥエ)